Yondemyは、愛知県豊橋市立豊小学校にて同社の運営するオンライン習い事「ヨンデミー」を全校で導入し、実証実験を11月に本格開始すると発表した。

「ヨンデミー」は、「読書は、一生モノの習い事」をテーマに、AIのヨンデミー先生のサポートとゲーム感覚で楽しめるアプリによって、子どもが楽しみながら読書習慣を身につけることを支援するオンライン習い事。
同校では、9月から先行して1クラスで「ヨンデミー」を導入しており、11月からは導入範囲を全校へと順次拡大していく。先行導入したクラスでは、「ヨンデミー」の利用は教員による義務付けではなく、休み時間や授業内の自習時間など児童が自主的に利用できる形式を採用した。その結果、導入から約1か月で63%の児童が毎週欠かさず自主的に「ヨンデミー」を利用し、742件の感想記録が投稿されるなど、読書習慣の形成に好影響が認められた。
全校導入にあたっては、アプリにおすすめ本の図書館内での在架場所を表示する「配架場所案内機能」を追加。また、同校にある書籍を中心に選書ラインナップを拡充している。
なお、今回の愛知県豊橋市立豊小学校における実証実験に先立って、6月には愛知県豊橋市立津田小学校にて「ヨンデミー」導入による実証実験が実施された。津田小学校では、「ヨンデミー」導入から1か月で児童1人あたりの読書量が全国平均の約2倍に達しており、学校図書館の貸出冊数も前年と比較して2.4倍に増加している。さらに、家庭でほとんど本を読んでいなかった児童の41%が全国平均以上の読書量を達成するなど、読書習慣の定着が確認されたという。
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