DeltaXは、同社の運営する塾選びサービス「塾選」のメディア「塾選ジャーナル」が、高校生の子どもを持つ保護者を対象に実施した、「探究学習と保護者の関わり方」に関する調査の結果を11月12日に発表した。同調査は10月に行われ、100名から有効回答を得ている。
調査対象者に、「探究学習」という言葉を知っているかを尋ねたところ、「知っている」という回答は30%に留まった。

「探究学習」という言葉を「知っている」と答えた人に、「探究学習」の目的や内容について理解しているかを尋ねた質問では、「よく理解している」(3%)と「ある程度理解している」(16%)を合わせた割合が19%に留まっている。
「探究学習」という言葉を「知っている」と答えた人にそのイメージを尋ねたところ、主体性や思考力の向上に期待する声があった一方で、実施内容や効果に懸念を抱く懐疑的な声が寄せられている。

自身の子どもが取り組んでいる、「探究学習」のテーマを知っているかを尋ねたところ、「知っている」という回答は13%に留まった。

自身の子どもの探究学習に、何らかの形で関わったことがあるかを尋ねた質問では、「ない」という回答が84%に達している。
一方で、自身の子どもの探究学習に関わった経験がある保護者のサポート内容としては、子どもの主体性を尊重しながら学習活動の質を高めるため、親が持つリソース(時間、車、知識、経験など)を提供する姿勢がみられた。

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