ミラッソは、同社の提供する現役起業家による映像教材とAIによる対話型ワークを組み合わせた探究学習・キャリア教育サービス「MiraPASS(ミラパス)」が、石川県かほく市立高松中学校に導入され、授業での活用が開始されたことを10月31日に発表した。
「MiraPASS」は、現役起業家による映像教材とAIによる対話型ワークを組み合わせ、ビジネス創造や社会課題解決のリアルな視点を学べるデジタル教材。
同教材のおもな特徴として、新規事業開発やマーケティングといった分野のプロフェッショナルが、自身の経験に基づいて「ビジョンの描き方」「サービス企画」「プロジェクトの進め方」などについてわかりやすく解説する。これにより、生徒の知的好奇心を刺激し、社会を見る解像度を高める。
さらに、AIチャット「みらいワーク」が生徒一人ひとりに寄り添って、24時間いつでも思考の壁打ち相手となる。生徒は自身のペースで学びを進められるとともに、教員は個別の進捗管理や深い対話に時間を充当できるようになる。
教員が行う授業準備は、パソコンとインターネット環境を整えるだけで、動画講義ではビジネス現場の最前線で活躍する起業家講師が、教員では教えにくい専門的な内容までカバーする。また、体系化されたプログラムを採用しているので、教員の専門スキルに依存することなく、すべての教員が質の高い探究学習を展開可能となる。
高松中学校における「MiraPASS」導入は、生徒一人ひとりが自身の興味・関心から社会とのつながりを見出して、主体的に未来を切り拓く力を育むことを目指して行われた。質の高い探究学習を、教員の専門スキルや準備時間に依存せずに実現することによって、教育現場の働き方改革にも貢献していく。

なおミラッソは、引き続き「MiraPASS」のコンテンツ制作やプロモーションに協力するモニター校を募集している。モニター校として採用された場合は、同教材の導入費用が無料となる。
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