COMPASSは、同社が提供する学習eポータル+AI型教材「キュビナ」の新コンテンツとして、実際の高校入試の問題で子どもたち自身が自律的に応用問題演習に取り組むことができる「高校入試の練習問題」をリリースしたことを、10月8日に発表した。同コンテンツの対象教科は数学で、学年別・単元別の目次で実際の高校入試の問題を搭載し、知識の活用力・思考力を高めるトレーニングとして日々の学習に活用できる。

GIGAスクール構想第2期の進展により、学校現場におけるデジタル学習基盤の活用が進む中で、その活用のシーンや目的もさまざまに広がってきている。キュビナは、日々の学習における基礎の定着だけでなく、利用シーンごとの目的や子どもたち一人ひとりの理解度に応じた活用ができるよう、基礎から発展までの難易度別の問題や、教科書に沿った内容で単元の理解度を確認できる「単元確認問題」(中学校)など、順次コンテンツの幅を拡大してきた。今年6月より搭載した、実際の高校入試の問題で構成する中学校向けコンテンツ「高校入試の過去問題」もそのひとつである。
今回リリースした高校入試の練習問題では、日々の学習の中で、教科書から一歩離れた知識の活用力や思考力を高める応用問題演習に取り組めるよう、実際の高校入試の問題を学年別・単元別の目次で搭載した。対象教科は数学で、全国13都道府県の過去3カ年分(令和4〜6年度)の高校入試から問題をピックアップし、各単元ごとに幅広い問題に触れることができるようにしている。
また、6月にリリースした高校入試の過去問題では、高校入試の実戦演習を想定し、教員による指定配信に限定したコンテンツ仕様になっているが、新コンテンツの高校入試の練習問題では、教員による指定配信だけでなく、子どもたちの学習画面から子どもたち自身が問題を選んで取り組むことが可能。さらに、問題ごとにわかりやすい解説を搭載し、子どもたちによる自律的な力試しの機会として活用できる。
高校入試の練習問題の特徴は次のとおり。
実際の高校入試の問題で知識の活用力・思考力をトレーニング
実際の高校入試の問題を搭載し、教科書から一歩離れた知識の活用力や思考力を高める応用問題演習に取り組める。
学年別・単元別で日々の学習を起点に利用しやすい目次構成
学年別・単元別に小問集合・文章題のまとまりでそれぞれ10~15分で取り組めるボリュームの問題を搭載している。各単元の学習を終えた後の応用問題演習として、学期末、学年末の総復習として、学年を問わず、さまざまなシーンで利用できる。
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子どもたちの学習画面への掲載、全問解説搭載で自律的な力試しの機会に
「ワークブック」機能で教員が問題を指定して配信するほか、子どもたちの学習画面の目次から「高校入試の練習問題」に取り組むことができる。教科書の問題を解き終えた後の力試しなど、さらに問題を解きたいという子どもたちの意欲に応える。
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また、問題ごとにわかりやすい解説を搭載し、子どもたち自身による自律的な学習をサポートする。なお、搭載の解説は、COMPASSが同コンテンツ用にオリジナルで作成したものであり、自己判定形式の問題は模範解答のみの表示となる。
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キュビナは、AIが児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するアダプティブラーニング教材。小中学校の算数/数学・英語・国語・理科・社会の5教科に対応しており、タッチパネルに対応したPCやタブレット端末とインターネット環境があればどこでも学習可能で、教員用の管理画面では児童生徒の学習履歴をリアルタイムに管理できる。
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