ICT教材「すらら」を提供するすららネットは、東京都世田谷区および板橋区の一時保護施設にすららが導入されたことを、6月10日に発表した。

一時保護施設は、児童福祉法に基づき、保護を必要とする子どもたちを一時的に預かる施設のこと。保護期間中は学校に通えないケースも多く、施設内での学習が重要な役割を果たしている。子どもたちの年齢や学習歴が多様な一時保護施設では、一人ひとりに応じた学習支援が求められており、その実現に向けた取り組みが重ねられてきた。すららネットでは、こうしたニーズに応えるため2021年からすららの導入を進めており、すでに一部の施設では継続的に活用されている。
今回新たに、世田谷区および板橋区での導入が決定したことにより、すららは東京都内の一時保護施設計14カ所で利用されることになった。
すららは、小学生から高校生までの5教科(国語・算数/数学・理科・社会・英語)を対象にした無学年式のeラーニング教材。アニメーションによる対話型レクチャーとドリル機能により、子どもたちは自分に合った単元から無理なく学習を始めることができる。
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