共立女子大学は、6月20日に同学の共立講堂(東京都千代田区)にて、学習塾・予備校関係者を対象に、大学入試2026研究会「なぜ、年内学力入試なのか」を開催する。参加費は無料。

関西ではスタンダードであった年内学力入試が、関東でも注目されたのは2025年度入試からで、共立女子大学をはじめ東洋大学や大東文化大学が導入して関心を集めた。入学者選抜実施要項に基づき、省庁や各機関での協議・検討の結果、2026年度入試では面接や小論文試験など、学力試験だけによらない多面的な評価を加えることを条件に実施が認められている。
同研究会では、この年内学力入試について、共立女子大学のほか、神奈川大学、大東文化大学、東洋大学が入試の概要、大学入試の未来を議論する。
開催日時は6月20日の11時から13時。参加には事前申し込みが必要で、締め切りは6月16日。
11時から11時30分には、大学入学者選抜協議会委員である筑波大学教授 島田康行氏の基調講演「多面的評価と大学入試」の後、大東文化大学、神奈川大学、共立女子大学、東洋大学が一堂に会し、2026年度に実施する各大学の年内学力入試の概要を説明する。
11時30分から12時40分のトークセッションでは、2025年度の実施において必要とされた多面的評価の考え方、なぜ年内学力入試を導入する大学が関東で増えているのかなど、刻一刻と変化する大学入試の理想と現実を議論し、入学者選抜としてのあるべき姿を探る。
また、12時40分からは、簡易ブースを設けて、来場者の個別相談にも応じる。
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