神戸女学院大学と親和中学校・親和女子高等学校は、3月24日に高大連携に関する協定を締結した。同協定は、教育に係る交流を通じて両校の教育を相互に活性化させることを目的としている。

女子教育機関として138年の歴史を持つ親和中学校・親和女子高等学校は、今年4月に中高一貫の「共学部」を併置し、中学校への男子生徒の受け入れを開始した。
今回の包括的な協定の締結は、同校が女子教育機関としてのアイデンティティを大切にしつつ、神戸女学院との連携によってリベラルアーツ教育の理念を取り入れることを図るものとなる。社会で活躍するために求められる、柔軟かつ深い思考力や多角的な視野を育むことを目指していく。
協定により、双方にとって伝統を守りつつも未来志向の教育を実現するための重要な一歩につながることが期待されており、今後は連携事業を通じて、両校の学生・生徒および教職員の相互交流を深めていく。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア