聖心女子大学は、4月1日から、学生サービスDXの一環としてPKSHA WorkplaceのAIチャットボットを導入した。

同学は、AIチャットボットを、学生からの各種問い合わせへの自動回答ツールとして活用している。サービスの導入にあたり、教職員8名によるプロジェクトチームを組織して、教務課や学生生活課などにおいて照会頻度の高い質問事項を洗い出し、対応する回答案数百パターンを作成。学生によるテスト運用とアンケートを実施し、一定の評価を得たことから今回の導入に至った。
これにより、学生は窓口対応時間を気にせず、授業や学生支援に関する照会頻度の高い質問事項について24時間365日、学内ネットワーク上のチャット画面を通じて情報を照会できるようになった。また、学内の各部署においては、照会対応時間の削減にもつながっている。
また、新年度のガイダンス期間に運用を開始したこともあり、在学生や新入生から多くの質問が寄せられ、4月1日からの3日間で約4000件のアクセスを記録。迅速なサポートに対する学生らの満足度は50%以上となっている。
同学は今後、回答の精度をさらに高められるよう、運用を継続しながら改善を加えていく。
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