Inspire Highは、同社が全国の10代・100名の問いを表彰する「Inspired100(インスパイアード100)」の年鑑を制作したことを、3月17日に発表した。

同社は、世界とつながる探究的な学びを手軽に教室で実践できるプログラムを通じて、10代が自らの問いを深める学習体験を届けている。
これまで同社では1万9497の問いが生まれており、10代の探究を社会とつなげて新たな可能性を広げるべく、全国100名の問いを表彰する「Inspired100」を開催したところ、2024年度には約2500件のエントリーがあった。その中から審査を経て、100名の問いを選出して1冊の年鑑に収録している。
審査員は、Inspire Highに登場するガイドや10代を応援する大人たちが担当する。審査は「Social & Business」「Human & Culture」「Science & Innovation」の3部門に分かれ、部門ごとに行われた。

「Inspired100」は、同社が2024年4月に提供を開始した、個人探究を支援する「Project」で作成した探究の成果物を活用して、そのままエントリーできる仕組みになっている。Inspire High導入校では、1年間の探究の集大成としても活用されているという。




なお「Inspired100」年鑑は、Inspire Highを導入する学校・自治体に対して3月17日より順次配布予定となっている。そのほか、デジタル版の閲覧を希望する学校・教育委員会に対しては、専用フォームからの申し込みを受け付けている。
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