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愛知県東浦町、「ひがしうら地域クラブ」事業で部活動向け運営管理アプリ「Sgrum」を採用

 ユーフォリアは、愛知県東浦町が進める「ひがしうら地域クラブ」事業において、連絡・運営ツールとして同社が提供している「Sgrum(スグラム)」が採用されたことを、3月12日に発表した。

 現在、全国で公立中学校の部活動改革と地域のスポーツ・文化芸術活動環境整備に取り組む「地域クラブ活動への移行(地域展開)」が段階的に進められている。改革推進期間(2023年度~2025年度)には、国の実証事業などを通じて、地方公共団体による取り組みが進んだ。

 2024年12月に行われた「地域スポーツ・文化芸術創造と部活動改革に関する実行会議」の中間とりまとめによると、休日の部活動では、次期改革期間(前期:2026年度~2028年度、後期:2029年度~2031年度)内に、原則すべての学校部活で地域展開の実現を目指すという今後の方向性が示された。なお、平日の改革では、次期改革期間の前期で活動の在り方や課題への対応策などの検証を行ったうえで、中間評価の段階で改めて取組方針を定め、さらなる改革を推進するとしている。

 こうした動きにあわせて、生徒の名簿管理、保護者への連絡、スケジュールの共有、参加料の徴収管理など地域クラブ運営効率化のため、「Sgrum」は全国30以上の市区町村で導入されている。

 東浦町内の公立中学校では、中学校長の決定により2023年9月から休日の部活動(練習)が廃止された。これを受けて東浦町では、休日に普段取り組んでいる活動をしたり、新しいことにチャレンジしたりする機会のひとつとして「ひがしうら地域クラブ」を設立した。

 「ひがしうら地域クラブ」は東浦町教育委員会が運営し、地域の人が指導者となって活動する形のクラブ。教育委員会や地域の指導者、各中学校、保護者などの関係者が連携・協働して、地域のスポーツ・文化芸術活動環境の整備に取り組んでいる。

 東浦町では「ひがしうら地域クラブ」のクラブ数の拡大に伴い、2024年4月に「Sgrum」を導入。関係者間の連絡や、参加名簿の管理、参加料の決済などを行う運営業務ツールとして活用されている。また、スタッフ内連絡機能により、指導者とのコミュニケーションも「Sgrum」上で管理されている。

 同社は「ひがしうら地域クラブ」の運営業務の業務負担を減らしてスムーズな運営を支援し、持続可能で充実した、子どもたちのためのスポーツ・文化芸術活動の環境づくりにITソリューションの側面から貢献していく。

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https://edtechzine.jp/article/detail/12226 2025/03/13 15:30

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