セガ エックスディーは、ゲーミフィケーションの発展と普及を目指す「ゲーミフィケーション研究所」を、2月5日に発足した。
ゲーミフィケーションとは、ゲームのメカニズムやゲームのデザイン要素を非ゲーム分野に応用することで、ユーザーのモチベーションを高めるとともに、ロイヤリティーを強化してその行動に影響を及ぼすことを意味する。
今回、発足したゲーミフィケーション研究所では、ゲーミフィケーションが持つより本質的な価値である「内発的動機付け」に着目。「ついやってしまう」「ついやりたくなってしまう」といった人間の特性や手法、体験設計などを研究して、研究成果を発信していくことで「ゲーミフィケーション」の普及を目指す。
ゲーミフィケーション普及に向けた取り組みの第1弾として、東京学芸大学と共同で教育現場の課題解決を目指す、「教育現場のためのゲームフル イノベーション Project」をスタートする。
同プロジェクトでは、学校現場を取り巻く環境、とりわけ教員同士、保護者や学外関係者とのコミュニケーションを軸に、現場教員の課題感や求めていることを探り、ゲーミフィケーションを中心に仕事環境をよりよくすることを目指す。
なお、ゲーミフィケーション研究所はセガ エックスディーの任意団体として設立されているが、ゆくゆくは第三者的な団体となることを目指す。取り組みに賛同する企業や団体との連携を段階的に増やしていく中で、独立組織化を視野に活動していく。
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