木村情報技術は、福岡大学と共同でメタバース空間に同学の広大なキャンパスの全体をリアルに再現、1月31日に公開した。キャンパス全体をメタバース内に再現するのは、日本初の取り組みだという。
今回、公開されたメタバースキャンパスは、「みずほPayPayドーム福岡」のフィールド面積約45個分の広さになる。2024年に福岡大学が創立90周年を迎えたことを記念して、父母後援会からの寄贈によって実現した。あわせて、2034年に同学が創立100周年を迎えることも見据えた特別企画として、オンラインゲーム「フォートナイト(Fortnite)」のプラットフォームを活用して構築されている。
メタバースキャンパスは誰でもアクセス可能で、訪問者が自由にその世界を楽しめるのはもちろん、世界的に注目が高まっている半導体について学べる大学ならではのゲームも用意する。
メタバースキャンパスでは、世界的建築家である槇文彦氏によって設計された「60周年記念館(ヘリオスホール)」もリアルに再現されている。
半導体学習用ゲームコンテンツは、「半導体ってよく聞くけど、何?」という疑問を解消すべく、同学の教授による監修のもと作成された。同ゲーム内では、スマートフォンが分解される映像が流れ、それぞれの部品の場所を巡ってスマートフォンの修理を体験できる。
メタバースキャンパスの公開用島コードは「1466-5573-1075」で、直リンクやページリンクからのアクセスも可能となっている。
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