JMCは、聖学院中学校・高等学校のPCルームのリニューアルとして、新たな部屋づくりを担当したことを、1月23日に発表した。
聖学院中学校・高等学校では、新しい形態の授業の場として「フューチャーセンター」を活用している。今回のリニューアルでは、生徒が学びの形に合わせてフレキシブルに活用できるよう、既存のPCルームを「フューチャーセンターC」として整備。ICT環境の整備とあわせて、多様な学びの空間が完成した。

「フューチャーセンターC」のリニューアルでは、同社が考えるこれからの学習環境のあるべき姿として、「Campfires in Cyberspace」の考え方をベースに、「MOUNTAIN TOP(山の頂)」「CAVE(洞窟)」「WATERING HOLE(水飲み場)」の3つの役割を持つ学習環境を整えている。
「MOUNTAIN TOP」を参考に、スポットライトとカーペットのカラーリングで、フラットな発表スペースを確保。「CAVE」をもとに、1人でじっくり集中できる没入感のあるカウンターコーナーを窓際に配置した。これら2点は、既存の「フューチャーセンター」と異なる特長となる。また、可動や組み合わせが容易で、グループワークに適したデスクとチェアは「WATERING HOLE」の役割を担う。



黒と赤を基調とした内装デザインは、ガイアエデュケーションの協力により特別感やクールさを演出。さらに、着座姿勢が取りやすい「Yogibo(ヨギボー)」の採用により、リラックス効果から意見交換の活性化をねらう。
今回のPCルームのアップデートにより、生徒が自由に学び方を選ぶことで、主体的なコミュニケーションや、アイデアの創出につながることが期待されている。
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