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ottaと全国PTA連絡協議会が子どもの見守りサービス導入を支援する取り組みに合意、「PTA専用プラン」の提供を開始

 ottaは、全国PTA連絡協議会と、ottaが提供するタウンセキュリティ・BLE見守りサービスを活用して子どもたちの公平かつ効果的な見守り環境を実現することを目的に、PTAによる見守りサービス導入を支援する取り組みの推進に合意したことを、1月16日に発表した。

 今回の合意に伴い、PTAによる見守りサービスの導入をより身近で現実的なものとする「子ども見守りシステム(PTA専用プラン)」の提供を開始した。同プランには、在籍するすべての児童への見守り端末の配布費用と無料の見守りサービスが含まれる。そのため、利用する保護者は追加負担なく見守りサービスを利用することが可能となる。また、PTA活動助成制度の提供も開始する。

 全国PTA連絡協議会には、小学校などで実施される「旗振り当番」に関して「登下校の時間に活動できる保護者が少ない」「地域の高齢者だけでは心配」「担い手や子どもたちに万一の事故が起きたら?」など多くの相談が寄せられている。一方で、子どもたちの見守りは登下校の時間帯だけ、通学路だけに必要なわけではない。こうした課題の解決には、自治体が主体となり見守りシステムを導入することが理想的だが、現時点では一部の自治体での導入にとどまっている。

 ottaの見守りサービスでは、地域の人に協力してもらうことでより有効に機能する、新しい見守りの仕組みを実現している。同社は、同サービスを導入した地域の見守りネットワークは犯罪抑止にもつながり、地域で暮らす人の安心、安全という視点から価値があるものと考えている。また、同サービスの導入に加え、これまでのPTAによる見守り活動を併用することで子どもたちがより安全に暮らせる地域になると考えている。

 両者は、PTAが独自に子どもの見守りシステムを導入しやすくするための条件を整理し、PTA専用プランとして取りまとめた。同プランの特徴は以下の通り。

  1. いざというときに子どもたちの居場所がわかる「見守り」をすべての子どもたちに提供
  2. 導入費用の負担はPTAのみ、端末費用を含め家庭の負担なし
  3. 費用負担は初期費用のみ、毎年の端末費やサービス利用費などの費用負担は不要
  4. 地域の人や企業とより連携しやすい、社会基盤としての見守りシステム
  5. 学校の地理的条件や規模などに関わらず、明瞭な価格設定
  6. 単位PTAの費用負担を軽減できる長期的な仕組み(PTA活動助成制度)
  7. 同協議会に登録のあるPTA団体に対する導入費用の一部助成

 PTAが独自に見守りサービスを導入するには、少なくない初期費用の問題がある。そこで両者は、PTAの費用負担を軽減できる長期的な仕組みとして、PTA活動助成制度を準備した。同制度はottaと全国PTA連絡協議会が協力し、各単位PTAでの有料サービス利用者の状況に応じてPTAに助成を行う仕組みとなる。これにより、中長期的にPTAの費用負担を軽減できると両者は考えている。

otta タウンセキュリティ・BLE 見守りサービスについて

 ottaでは、誰もが安心・安全に暮らせる街「スマート見守りシティ」を実現するために、IoTを活用した独自の位置情報プラットフォーム「otta見守りネットワーク」を地方自治体や企業と連携し整備している。

 「otta見守りネットワーク」では、学校や店舗など固定の見守りスポットのほか、地域住民が「見守り人アプリ」をインストールすることでスマートフォンが移動型の見守りスポットとなる。小型かつ最長6年の電池寿命となる専用の見守り端末を所持するだけで所持者の位置が記録されるため、利用者に負担をかけず手軽に利用できる。

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https://edtechzine.jp/article/detail/11979 2025/01/17 15:50

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