聖学院中学校・高等学校は、既存のPCルームを新しい学習空間のフューチャーセンターCとするリニューアルを行い、すべての工事が完了したことを、12月4日に発表した。
今回のリニューアルでは、デイビッド・ソーンバーグ氏による『Campfires in Cyberspace』(Starsong Publications・刊)などを参考に、「WATERING HOLE(水飲み場)」「CAVE(洞窟)」「MOUNTAIN TOP(山の頂)」の3つの要素をコンセプトに取り入れている。「MOUNTAIN TOP」としてスポットライトの当たるフラットなステージスペースを設置し、じっくりと1人で作業ができる「CAVE」スペースを用意したことが、既存のフューチャーセンターAおよびBとは異なる特色となる。
フューチャーセンターCは、フューチャーセンターAおよびBよりもさらに自由度の高い施設として、授業での使用だけでなくプロジェクト活動など課外活動で放課後の利用も可能となっている。リニューアルコンセプトのひとつとして「企業との連携」を掲げており、企業とのコラボレーションでワークショップやイベントを頻繁に実施して、積極的に新しいことにチャレンジしていく。
今回のリニューアルによって誕生したフューチャーセンターCは、新しいテクノロジーと創造性によって生徒たちの主体性とチャレンジを支援する、大きな力になると期待されているという。
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