「中高生国際Rubyプログラミングコンテスト2024 in Mitaka」の最終審査会が、11月30日に開催された。
同コンテストは、国産プログラミング言語Rubyの普及活動を行っている、11団体で組織する実行委員会によって実施され、今回が14回目の開催となる。
同コンテストには137作品の応募が寄せられ、審査会当日は最終審査に残ったゲーム部門4作品、Webアプリ・IoT部門5作品の発表者によるプレゼンテーションと質疑応答が行われた。その後、Rubyの生みの親であるまつもとゆきひろさんを審査委員長とする6名の審査委員による最終審査を経て、最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞等の各賞が決定した。
ゲーム部門の最優秀賞は愛媛県立松山工業高等学校の山室優雅さんによる「Robot hunting」が、Webアプリ・IoT部門の最優秀賞は西原実咲さんによる「EmoTrack」が獲得している。
あわせて、Matz賞には滝沢市立滝沢第二中学校の科学技術部 チーム「@(アットマーク)」による「マルバツ」、椎葉友渚さんによる「マイプロフ帳」が選ばれた。
さらにスポンサー賞は、ソニックガーデン賞に小泉愛さんの「VisPhys」、ピクシブ賞に椎葉友渚さんの「マイプロフ帳」、永和賞に茨城県立IT未来高等学校のチーム「IT未来菊部門」の「菊潅水装置」、O.S.A技術賞賞に愛媛県立松山工業高等学校の山室優雅さんの「Robot hunting」が、それぞれ選ばれている。
なお、「中高生国際Rubyプログラミングコンテスト」の公式YouTubeチャンネルでは、最終審査会当日のアーカイブ映像を2024年中に公開する。
2025年には「中高生国際Rubyプログラミングコンテスト」第15回大会の開催を予定している。
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