ベネッセウェルビーイングLabは、放課後NPOアフタースクールとの共催によるオンラインフォーラム「こどものウェルビーイングを考えよう、11/20は世界こどもの日~こどもをとりまく、私たち大人にできることとは?~」を、11月9日に開催する。参加費は無料。
「こどものウェルビーイング」と社会の関わりに関する注目が高まっている。ユニセフ・イノチェンティ研究所の「レポートカード17」によると、日本の「こどもの幸福度」は、39か国のうち13位と言われており、国内では2023年に「こどもまんなか社会」の実現を掲げた「こども大綱」が閣議決定されている。
日本の子どもは、健康であっても、精神的幸福や自己肯定感が低いと言われているのはなぜなのか。その問いを紐解くために、国連が制定した「11/20世界こどもの日」をきっかけに、子どものウェルビーイングを考えるウェビナーを開催。研究者・企業・NPOという各人の視点を交えた話題提起と知見紹介を行う。
まず、ベネッセ ウェルビーイングLabのフェローでもある石川善樹氏(Well-being for Planet Earth代表理事、医学博士)が子どものウェルビーイングについて解説する。続いて、ベネッセ ウェルビーイングLab 所長の豊泉桂子氏が、9月に実施したアンケート「こどもの声でハッとしたこと」の声を紹介し、子ども自身が考える幸せや、周囲の大人の受け止めについてディスカッションを行う。さらに、放課後NPOアフタースクール 代表理事の平岩国泰氏が、居場所づくりを通じて、具体的にどのような工夫で子どもの声を引き出せているのかを紹介し、さらに深めていく。
開催日時は11月9日の17時30分~19時で、Zoomを使用して行われる。対象は、小学生などの子どもの保護者、教育現場や地域で子どもに関わる人、テーマに関心のある人など。参加には事前申し込みが必要。なお、申込者向けに後日、期間限定のアーカイブ配信が予定されているが、アーカイブ映像では一部映像を削除する可能性があるため、リアルタイムでの参加が推奨されている。
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