授業中のGoogle Classroom活用
一郎
さて、日常的なClassroomの活用ができたら、いよいよ授業でも使ってみよう
授業中に見てほしいWebサイトを共有する
一郎
授業中にちょっとだけ見てほしいときは、ストリームに投稿するだけで済ませるのも手だよ
一郎
もちろん、それも問題ないよ。でも、例えば総合的な学習の時間で特定の子に「このWebサイトを見るとほしい情報が載っていると思うよ」といったことを共有する場合、本当に一時的な情報だと思うんだ。そんなときは、ストリームに投稿する際に「すべての生徒」ではなく、特定の生徒(児童)を選択して投稿すると、その子にだけ共有できるから、余計なノイズを増やさなくて済むよ
私
なるほど。個別の連絡もClassroomを使って行うことができますね
一郎
もちろん、教員と児童生徒の間で「Google Chat」が開放されていればこんなことをしなくても済むんだけど、そういった自治体はかなり少ないから、こういう小技を使わざるを得ないことも多くなる。いろいろ方法を使いながら、その子にベストな情報を提供していこう
一年間を通して使うWebサイトを共有する
一郎
次に、一年間を通じて使うWebサイトを共有する方法だよ。Classroomの課題や質問には「トピック」というまとまりを作ることができるんだ
一郎
そう。「1. 一年間を通じて使うもの」のような数字を振ったうえでトピックをつけてあげると、子どもたちも探しやすくなるよ
私
トピック名でわかるようにするということですね。数字がついているのはどうしてですか?
一郎
漢字を読むことがなかなか難しい子も、数字なら読めるし、先頭数文字で判別することができるから、何かと便利なんだ。また、投稿する際に数字キーでトピックを選択できるようになる、ショートカットも使えるよ
VIDEO
トピックは数字を先頭にすると、投稿時に数字キーでトピックを選択できるようになります
私
なるほど。判別や操作を簡単にするためにも、トピック名に数字をつけるとオススメなんですね。ところで、一年間を通じて使うものとは、どのようなものでしょうか
一郎
一年間を通じて使うものは、例えばデジタル教科書や問題集、CanvaやPadletといった外部サイト、時間割や行事予定、連絡帳といった資料などが挙げられるよ
私
なるほど。そういった年間を通じて確認する資料や、汎用的なツールなどを掲載する際に使うトピックなんですね
一郎
その通り。ここまででClassroomの基本的な説明の第1弾は終了だよ。次は、課題や資料提示を使いこなしたり、予定共有をさらに行ったりする方法について解説するよ