レキオスは、文部科学省・総務省・デジタル庁による「学校のネットワークの改善に向けた取組について(要請)」を受け、NEXT GIGAに対応した学校ネットワーク構築の支援サービスを沖縄県内の教育機関に提供することを、9月9日に発表した。
2019年から国内では、教育ICT環境の充実化に向け「GIGAスクール構想」が推進されており、近年ではICT環境の発展と更新を目指す「NEXT GIGA」が進んでいる。
本年4月、文部科学省は学校のネットワーク環境について、学校規模ごとに推奨される1校あたりの速度の目安を設定したが、2023年11月時点において、全国の小・中・高等学校のうち推奨帯域を満たした学校は2割程度にとどまっており改善が急務となっている。
この現状を受けて文部科学省は、2025年度末までに必要なネットワーク速度を確保済みの学校を100%にするとの目標を設定した。さらに8月29日、盛山文部科学大臣は松本総務大臣と河野デジタル大臣との連名で、電気通信事業関連4団体に対して、全国の学校でニーズに見合った高速な通信サービスが適切に選択できるよう「学校のネットワークの改善に向けた取組について(要請)」を発出した。
この要請を受けて同社は、以下のようにNEXT GIGAに対応した学校ネットワーク構築の支援サービスを提供することとした。
- 通信ネットワーク環境評価の支援
- 高速インターネットサービスの提供および通信ネットワークの構築
- 学校外での学びをサポートする快適なモバイルサービスおよび端末や周辺機器の更新
同社は、同サービスによって各自治体が抱えている「GIGAスクール構想」および「NEXT GIGA」実現に向けたさまざまな課題解決をサポートし、子どもたちが安定した通信を通して快適な教育を受けられる環境を目指す。
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