divは、同社が運営するプログラミングスクール「テックキャンプ」の新サービスとして、文部科学省が支援している「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の採択校を対象に「DXハイスクール支援サービス」の提供を、8月28日に開始した。また「DXハイスクール支援サービス」についての無料オンライン説明会を、9月10日、12日に開催する。
「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」は、2024年度から始まった文部科学省による助成事業。全国の高等学校を「デジタル人材の育成と文理横断型の探究学習に取り組む拠点」と位置づけ、各校が高性能PCや機材を配備したり、専門講師や有識者による特別講義を開いたりする経費・教材費を、1校あたり1000万円まで補助する。デジタル社会を担う人材を育てる裾野を広げることを目的とした事業で、2024年度は1010校がDXハイスクール採択校となった。
「DXハイスクール支援サービス」は、高等学校情報科「情報Ⅱ」の開設や生成AIを活用した授業などについて、カリキュラム提供から専門講師による授業運営まで総合的に支援するサービス。DXハイスクール採択校の各予算と目的に合わせてサービスのカスタマイズを行う。
「テックキャンプ」のITエンジニア教育のノウハウに加え、高校生向けエンジニアスクールである通信制高校・サポート校「テックキャンプ高等学院」で培った、高校生でも理解しやすく興味を持って楽しく学習できるカリキュラムを特徴としている。
生徒一人ひとりが手を動かしながら学べるカリキュラムと、「テックキャンプ」の専門講師による授業運営とサポート、さらに各学校が自ら授業を運営できる体制作りの支援も行う。
「DXハイスクール支援サービス」では、DXハイスクール採択校に対して以下2つのプランを提供する。
情報II開設プラン
2025年度(令和7年度)から高等学校情報科「情報II」を開設し、自走に向けた支援を1年間行うプラン。文部科学省による「情報Ⅱ」の教員用研修教材に準拠した教材と授業サポートを提供する。また、希望に応じてオンラインでの授業運営も行う。さらに「情報I」のデジタル教材もセットで提供する。
AI演習プラン
生成AIを活用して成果物をつくる授業を運営するプラン。生成AIの基礎から活用方法を学ぶことで、生徒に「情報Ⅱ」などの科目履修への興味・関心を促す。希望に応じて講師派遣を行い、対面での授業も行う。
なお同社は、「DXハイスクール支援サービス」に関するオンライン説明会を開催する。説明会では「DXハイスクール支援サービス」の内容、各プランの内容と料金、導入までの流れを解説する。開催日時は9月10日、12日のいずれも17時~17時30分(内容は各日共通)で、参加費は無料。参加にはイベントページから事前の申し込みが必要となる。
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