長崎市とジョイズは、「子どもゆめ体験事業×中学生平和Englishリーダー育成事業」の参加者向けに、日常的な英語力向上の機会として、ジョイズが提供している英語学習クラウド「TerraTalk」を導入したことを、8月27日に発表した。
長崎市は、次世代を担う同市の中学生を姉妹都市・市民友好都市などに派遣し、現地の人々との交流を通じて「個性輝く世界都市」としての人的ネットワークを拡大するとともに、文化・習慣などを肌で感じることにより国際性を有するグローバル人材の育成を図る「子どもゆめ体験事業」を実施している。
本年度は、中学生16名が市民友好都市でトーマス・グラバー生誕の地であるイギリスのアバディーンのほか、ロンドンで8月21日~29日の期間に現地研修を行う。また、学校教育課が実施する「中学生平和English リーダー育成事業」と連携し、参加者は研修期間中、平和について英語で発信することを予定している。
「TerraTalk」はAI技術を活用した教育機関向け英語学習クラウドで、独自開発の発音・発話解析エンジンを軸にスピーキングを中心とした4技能別のエクササイズを提供している。音声ベースのチャットボットによる会話練習を中心に、学習者一人ひとりがフィードバックを受けながら学習できる。
「TerraTalk」を導入することで、参加者は自動採点付の模擬試験や多数の発話・語彙問題をPCやスマートフォンから利用できる。そのため、自分の生活リズムに合わせて継続して英語学習に取り組める。主体的かつ継続的に学ぶためのツールとして活用することで、英語運用力の充実につなげることを目的としている。提供期間は2025年1月中旬までを予定している。
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