セブン銀行は、ARROWSと協業し、全国の小学校を対象とした金融教育プログラムの提供を、9月1日から開始する。2年目となる本年度は授業対象者を昨年度の5倍である1万人規模へ拡大し、同プログラムを通じて小学生向け金融教育へのさらなる貢献を目指す。
学習指導要領の改訂によって子どもたちへの新たな金融教育が始まったことを背景に、セブン銀行では昨年度からARROWSの学校向け授業提供サービス「SENSEI よのなか学」を通じて、全国の小学生に向け金融教育プログラムの提供を行っている。
金融と小売りの強みを持つセブン銀行の「お金の大切さや買い物の仕組みを学ぶ」をテーマとした同プログラムは、昨年の提供終了時点で約2000人の児童が受講した。受講後のアンケートで子どもたちからは「計画性の大事さを知った」「スマホ支払いの仕組みがわかった」、教員からは「キャッシュレスなどは教科書での対応ができていない」「自分が学んでこなかったのでどう教えたらいいかわからなかったが、教材を有効に活用できた」など、受講後の満足度に加えて教材に対する評価を確認できた。
このような結果を受け、本年度は授業対象者を昨年の2000人規模から1万人へ拡大する。
提供教材について
- 教材名称:「【大切なお金】何を買う?いつ使う?~お金とうまく付き合おう~」
- 費用:無料
- 授業時間:1コマ(45分)完結
- 教材内容:授業スライド・教材動画・ワークシート・授業進行台本・概要資料
- 授業実施可能期間:2025年3月末まで
なお同プログラムは、「SENSEI よのなか学」を通じて、希望する小学校の教員に無料で提供される。「SENSEI よのなか学」への登録方法は、ARROWSのWebサイトから確認できる。
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