ビートバップは、フリースクール、学習塾、高校、大学、その他の教育機関が、バーチャル授業や生徒の進路相談、教員同士のミーティングといった目的で利用するためのメタバース「ビートバップメタバースハイスクール」のサービス提供を、7月29日に開始した。
「ビートバップメタバースハイスクール」は、従来のメタバースとは異なり、利用するシーンごとに個別の空間(スペース)を選択できる。入学式や卒業式で利用する場合は校舎の門を通って会場に向かったり、進路相談の場合は職員室を使ったりと、現実の学校生活と同じような体験が可能な、5つの空間(スペース)を用意している。
同サービスは、ゲーム&メタバースのプラットフォーム「Spatial(スぺ―シャル)」を利用しており、以下のような機能を提供する。
- 「Spatial」の基本的な使い方の説明
- スペース内のカスタマイズ(ロゴの設定、照明の変更、内装の追加・変更など)
- オリジナルスペースの制作
- オリジナル小物の制作
- カスタマーサポート
料金は、不登校支援を行っているフリースクールまたは個人が経営する学習塾などの場合、初期料金10万円、月額料金5万円。公立・私立の高等学校、大学、その他教育機関向けの場合、初期料金30万円、月額料金15万円。教育機関は休みが多いため、夏休みなどのサービスを利用しない期間(月単位)は月額料金が発生せず、再開する場合も初期料金が必要ないなど、柔軟な対応が可能となっている。
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