キヤノンITソリューションズは、教育機関向けソリューション「in Campus LMS Cloud」と「in Campus ポータル Cloud」において、5月にユーザーインターフェース(UI)を刷新した新バージョンの提供を開始する。
今回、提供が開始される「in Campus LMS Cloud」と「in Campus ポータル Cloud」の新バージョンでは、学校のイメージカラーの指定や、学校のロゴ/画像の指定が可能になる。これにより、Webアクセシビリティに配慮しつつ「文字の読みやすさ」と「1画面に掲載する情報量の増加」という、2つのテーマの両立を図る新UIが採用された。
UIでまとまりのある雰囲気を表現すべく、「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」を設定。ベースカラーは、各画面の背景画像となり3色から選べる。メインカラーは画面内の多くのオブジェクトに使用されるカラーで、「ホバーカラー」「ライトカラー」とともにRGBによるカラーコード指定で指定できる。これにより、スクールカラーを指定すれば学内サイトとのイメージ統一が可能になる。アクセントカラーは機能ごとに同一トーンで固定のカラーを設定することで、華やかな印象によりワクワクするようなUIを目指した。
あわせて、サイドメニューやフッタに掲載するロゴ、ログイン画面に掲載する画像を指定できる。これらの指定により、学生がログインしたくなるようなUIを目指している。
さらに、フォントや余白を調整することで文章を読みやすくするとともに、少ない操作で目的の情報にたどり着けるよう、レイアウトを変更し1画面に表示される情報量を増やした。直感的な操作を可能にするアイコンの利用、ステップバーの採用、オブジェクトのモダン化などによって、ユーザビリティの向上を実現している。
そのほか、コンテンツカラーやタグなどにはユニバーサルカラーを用いることで、ある一定以上のコントラスト比を確保し、視覚多様性に配慮したUIを目指している。
なお同社は、今回拡充した機能以外にも、教育現場からのニーズを取り込みつつ、基本機能およびオプション機能を順次拡充していくという。
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