ミカサ商事は、ストリートスマートと、GIGAスクール構想 第2期に向けた、学校現場の教育DXの支援を目的として業務提携したことを、4月25日に発表した。
GIGAスクール構想によって、全国の小学校から高等学校までの児童生徒全員が1人1台の端末を持ち、高速大容量の通信ネットワークが整えられた。新型コロナウイルスの影響を受けてICT環境は急速に整備されたが、教育現場全体では端末の活用状況にばらつきが見られるなど新たな課題が生じている。これに対応するため、GIGAスクール構想の次のフェーズである「GIGA2.0」では、ICTを活用した教育のさらなる進展が期待されている。
このような背景を受けて、Google for Educationパートナー企業として教育分野における専門知識で教育DXを推進してきた両社は、2019年から展開されているGIGAスクール構想の第2期「GIGA2.0」の実現に向けて双方の持つ高い技術力とノウハウを共有することに合意し、業務提携に至った。
今回の提携における協働予定内容は以下の通り。
1.GIGAスクール構想 第2期で求められる製品およびサービス開発の実施
教育現場におけるデジタルトランスフォーメーションを加速するための製品とカスタマイズ可能なソリューションを共同開発予定。これにより、児童生徒と教員の双方が最新の教育ツールを活用できるよう支援する。
2.GIGAスクール構想 第2期に向けたサービスパッケージの共同企画の実施
教育現場への研修やICT利活用から把握できるニーズをもとにしたサービスパッケージを共同企画予定。この取り組みにより、具体的な教育課題に対応するカスタマイズされたICTソリューションを提供し、教育機関のデジタル化をサポートすることを目指す。
3.共同セミナーの実施
ミカサ商事が全国の教育現場に提供するChromebookと、ストリートスマートが培ったGoogle Workspace for Educationの利活用ノウハウを組み合わせたセミナーを実施予定。より教育現場で活用できるICT教育の手法を紹介する。
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