チエルは、Google for Educationの管理業務を学校現場に合わせて効率化できるアプリケーション「InterCLASS Console Support」を、3月にバージョン3.5へバージョンアップする。
「InterCLASS Console Support」は、Google管理コンソールの機能を拡張することが可能な、Google Workspace対応アプリケーション。Google管理コンソールと連携して、学校のユーザー・グループの一括管理やデバイス管理、Google Classroomのクラス設定といった作業を、簡単かつ速やかに実施できる。
今回のバージョン3.5へのバージョンアップでは、デジタル教科書・教材の各プラットフォームアカウント登録時に便利なCSVファイルの作成が可能になる。年次処理作業が容易になるなど、働き方の大きな改革につながる。
さらにGoogle Workspaceの標準機能では、デバイス管理でMACアドレス（ハードウェア固有の番号）を一覧表示できないため、CSVファイルとしてエクスポートする必要があったが、今回のバージョンアップによってMACアドレスの一覧表示が可能になるとともに、それらをCSVファイルに出力できるようになる。
また、Google Workspaceのデバイス管理で資産管理台帳の作成時に必要な項目について、CSVファイルでの一括出力に対応する。出力可能な項目は、「端末の登録日」「機種」「CPUモデル名」「MACアドレス」「アセットID」「場所」「メモ」などがある。「アセットID」に資産管理番号を、「場所」に学校名を、「メモ」に修理履歴などを記載しておくことで、資産管台帳の作成がスムーズになる。
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