i-plugは、2025年卒業予定の学生を対象に実施した、「就職活動の選考過程に関する調査」の結果を2月15日に発表した。同調査は、i-plugが運営する新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox(オファーボックス)」に登録している2025年卒学生に対して2月1日~3日の期間に行われ、1031名から有効回答を得ている。
調査対象者に、オンラインの就職活動についてどう思うかを尋ねたところ、「全工程対面がよい」という回答は3.2%に留まり、9割超の学生が「オンラインを取り入れた選考過程」を希望していることがわかった。そのうち、オンラインと対面の両方を取り入れた「ハイブリッド形式」を希望する学生は65.1%に達している。
就職活動について「全工程(説明会~最終面接まで)オンラインでよい」と答えた人以外に対して、対面で企業と会いたいと思う理由を尋ねた質問(複数回答)は、「対面の方が企業の雰囲気や社風を知ることができると感じるため」(75.4%)がもっとも多かった。また、「対面で話す方が相手のことを理解でき、選考に望みやすいと感じるため」(53.0%)がそれに続いた。
就職活動について「全工程対面がよい」と答えた人以外に対して、オンラインで企業と会いたい理由を尋ねたところ(複数回答)、「移動時間を削減したいため」(72.0%)が最多となり、「交通費を削減したいため」(61.1%)がそれに続いている。
そのほか、新卒採用を実施する企業に対して面接のオンライン/オフライン形式での実施状況を尋ねた質問では、「最終面接のみオフラインで実施」(37.8%)がもっとも多く、2025年卒学生と双方のニーズが一致していることが明らかになった。なお、企業への調査は1月24日~29日の期間に行われ、259社から有効回答を得ている。
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