創造力や発信力などを鍛えるJミルクの授業プログラム「なりきり広告クリエイター」、2024年度実践校を3月8日まで募集

　日本文化教育推進機構は、Jミルクの授業プログラム「なりきり広告クリエイター」について、2024年度の授業実践校を3月8日まで募集している。おもな対象は小学3～5年生で、授業実践校には教材をすべて無料で提供する。なお、募集は50クラス限定で、小学校の教員からの応募を受け付ける。

　「なりきり広告クリエイター」では、広告クリエイターになりきってポスターを作ることで、「相手に思いを伝える」創造力や表現力を楽しみつつ鍛えられる。依頼主からのオリエンテーションや、先輩クリエイターからのアドバイスといった、なりきる演出によって「本物のクリエイター」に近い体験が可能。授業時間に応じた内容があり、1コマなら「メッセージ創造のポスター制作体験」、2コマなら「ビジュアル創造のポスター制作体験」として実践できる。

　1コマ（45分間）と宿題で完結する「メッセージ創造のポスター制作体験」では、ポスターのコピー部分を作成する。コピーをつくる参考資料付きなので、ハードル低く取り組める。言葉の表現を学びたいクラス、ことば遊びなど言葉の表現力が豊かなクラスに適している。

　2コマ（45分間×2）と授業後の宿題2回で完結する「ビジュアル創造のポスター制作体験」では、ポスター全体、とりわけビジュアルを創造する。制作のナビゲーションがあるため、図工の教員でなくても授業の実施が可能。探究が好きで、絵を描くのが好きなクラスに適している。

　1時間授業（45分間）と2時間授業（45分間×2コマ）で、全国どこでも無料で実施可能となっており、授業で使用するスライド、ワークシート、指導案を無料で一式提供するとともに、参加賞として「カルシウム200＋」のシール、リーフレットが全員にもらえる（50クラス限定）。

　対象となる学校は全国の国公私立小学校で、対象教科は国語、総合的な学習の時間、学級活動、図工。