JMCは上越教育大学と、教員養成や大学IR促進のための教育データの利活用に係る包括的事業連携協定を締結したことを、10月12日に発表した。
JMCは教育の情報化の専門企業として、学校現場のICT利活用の推進事業を展開してきた。
上越教育大学は、Society5.0時代に即した教員養成、教育研究において先進的な取り組みを行っており、教職大学院では、幅広くより高度な実践研究、ICT指導力を養成する機能も強化している。地元の教育委員会などと連携し「学校実習コンソーシアム上越」を設立するなど、地域と共に多様な学校課題に参画してしている。
同協定では、教育ビッグデータを先端技術で効果的に活用した学びの基盤が求められる新時代において、実績豊富な上越教育大学の教育データを分析し、未来の学びへつながる教員養成の発展に寄与することを目指す。さらに、教職大学院で現職教員が持つさまざまな知見を形式化することでカリキュラムの見直しに生かすなど、双方は以下の内容で協力し、未来型の教員養成や大学IRを推進していく。
連携事項
- 教員養成や現職教育における、IR(Institutional Research)によるキャリアのモデル化とスキルズインベントリーの開発
- 教員の持つ暗黙知を形式知化する教育法の開発とモデル化
連携期間は2023年10月11日から2026年3月31日まで。
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