一般社団法人みんなのコードは、全国各地の教育委員会や地元企業と協力し、小学校の教員・学校関係者向けに1日でプログラミング教育の背景を知る・体験できる「プログラミング教育明日会議」を、北海道から九州にわたる全国10都市にて実施する。開催期間は2017年6月3日~2018年3月31日の間で、参加費は無料。
一般社団法人みんなのコードでは学校教員等への指導実施や教員コミュニティの育成、日本の小学校で使用可能な教材の開発といった教育機関への支援、また全国の学校や企業等でプログラミング体験会を行い、子供たちにプログラミングの楽しさを広める普及活動に取り組んでいる。
本年3月に文部科学省より、2020年から小学校でのプログラミング教育の必修化が告示されたことによって、ICT教育に注力する教育機関や地方行政の取り組みは増えている。しかし、小学校の教員がプログラミング教育についての知見を得る機会はまだまだ限られている。特に地方に関しては、東京と比べプログラミング教育への取り組みの情報格差があるのが現状である。
これを受け、みんなのコードは全国各地の教育委員会と協力し、現地のニーズにあったプログラミング教育の普及を目指している。
今回はその活動の一環として、「プログラミング教育明日会議」を開催する。主な内容はプログラミング教育の模擬授業で、プログラミング教育未経験の教員がプログラミング教育の背景を知り、プログラミング教育の実践までを1日で体験することが可能だ。その他、みんなのコード代表理事である利根川裕太氏による基調講演、各地域で意欲的にプログラミング教育を実践している教員の実践報告、プログラミング関連教材各社の出展によるプログラミング教材研究等が行われる。
開催期間は2017年6月3日~2018年3月31日の間で、参加費は無料。参加対象者は学校の教員・地方行政関係者。開催予定地は北海道、宮城、東京、長野、石川、愛知、大阪、島根、香川、福岡となっている。
【関連リンク】
・みんなのコード
・「日本初!小学校の先生対象、プログラミング教育の会議を全国10都市で開催」
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