Tably(テーブリー)は、ビジュアルとテキストを橋渡しする、中高生を対象にした次世代プログラミング学習ツール「Jasmine Tea」の、教育機関向け教材の無料提供を9月12日に開始した。
「Jasmine Tea」は、ゲーム制作の楽しさと本格的なプログラミング学習を組み合わせた、Webブラウザで完結するプログラミング学習ツール。中学・高校の授業や課外活動、教育機関での教育プログラムに適している。
生徒たちは、ゲーム制作を通じてプログラミングの基礎から応用までを学習し、講師用テキストには生徒への指導ガイダンスが詳細に記載されており、スムーズな授業の進行をサポートする。
教材は10ユニット構成で、初級から段階的に難易度が上がっていく。生徒は簡単な操作から始めて、基礎から応用までの概念を深めつつ次の段階に進むことができ、要所でのゲームのカスタマイズを通じて、生徒の独創力やプログラミングの応用力を養える。なお、全ユニット完了にかかる時間は約10~20時間を想定している。
教材の内容は、時代の変遷や教育要件に応じて随時アップデートされ、中学・高校のカリキュラムに適合する内容の追加や、2025年の大学入学共通テストの変更にも対応する。また、同教材はオンラインでの利用を前提としているものの、PDF形式での提供も行っているため、オフラインでの授業や自習にも対応するほか、Webブラウザ上での閲覧も可能となっている。
同教材を最大限に活用するために求められる、前提スキルは以下の通り。
- パソコンの基本操作
- Webブラウザの利用
- キーボード操作
なお、基本機能はすべて無料で提供されるが、ユーザー数100名以上での利用や、生徒の進捗確認といった教育機関向けの高度な機能は、将来的に有償提供の可能性があるという。
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