ALL CONNECTは、キッズドアの「キッズドア学園オンライン」より支援を受けている高校1年生~高校3年生の男女52名を対象に実施した、「インターネットを利用したオンライン学習」に関するアンケート調査の結果を、9月6日に発表した。同調査は、6月20日~7月14日の期間に行われている。
調査対象者に、インターネットを用いてもっとも学習に役立ったと思う行動を尋ねたところ、「オンラインカウンセリングで課題を発見できた」と「講師にわからない点を質問した」が同率で最多となった。
受験や進学に向けて、インターネットでどのような情報を集めているかを尋ねた質問(複数回答)では、「志望校情報」が8割超でもっとも多く、「YouTube動画教材」を挙げる回答も約5割に達している。
インターネットでしか収集ができなかった情報を、自由に答えてもらったところ、「オープンキャンパスの予約」「学校のイベントや模試はインターネット上でしか手に入れることができなかった」「参考書や単語帳を買う時にどれがいいか口コミを調べた」「志望大学の体験授業が公開されていた」といった回答が寄せられた。
所有しているスマートフォンの契約ギガ数(データ容量)を尋ねた質問では、「5GB未満」が最多となっている。
家庭の通信環境について、当てはまるものを選んでもらったところ、「光回線やケーブルテレビなど固定回線が設置されている」という回答が約5割を占めた。学習時の困りごとについて自由に答えてもらった質問では、「もともとスマホの使用は学校では禁止されているが、まれにタブレットなどの設定でスマホが必要な時があり、その際にギガ数が足りず先生方に迷惑をかけてしまった」「学習のために、クイズ作成サイトを利用していた際に大量に広告が出て意図せず多くのギガを消費してしまい、なかなか自由に使えない」といった回答が寄せられた。
なお、ALL CONNECTはキッズドアを通じて、通信環境が足りていない生徒に対して無線LANルータの無償貸与を行っている。
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