ITエンジニア向けの転職・就職・学習プラットフォーム「paiza(パイザ)」を運営するpaizaは、中央大学AI・データサイエンスセンターと共同で、同大学および附属高校4校の学生・生徒約500人に新たに「paizaラーニング 学校フリーパス」の提供を開始したことを、8月29日に発表した。これに合わせて、学生・生徒の学習動機の形成を目的に、受験することで自身のプログラミングスキルが測定できる「paizaスキルチェック」の取得ランクとチャレンジ回数の上位者を表彰する「paizaランクチャレンジ」も開催する。
近年、多くの企業がDXやAI・データ活用を推進しており、学校における情報教育の重要性が高まっている。
中央大学では当該分野の研究・教育推進を目的に、AI・データサイエンスセンターを2020年に立ち上げ、全学部を対象にデータサイエンスに関わる教育を行うなかで、プログラミングなどのエンジニアリングスキルの育成にも取り組んでいる。
こうした活動の一貫として「環境構築不要で簡単に自学自習ができること」「幅広い言語や周辺知識をステップバイステップで楽しく学べること」「スキルチェックの仕組みがあること」などのpaizaラーニングの特徴に関心を抱いた同大学は、「paizaラーニング 学校フリーパス」を利用する機会を学生へ提供してきた。
そうした中で、データサイエンス関連科目の履修などを通じてプログラミングに関心を高めた大学生から「実務で通用する高度なプログラミングスキルを身につけたい」との希望が多く集まったこと、2022年度より高等学校で必修科目となった「情報I」に関する自主学習の機会を高校生にも提供したいと考えたことから、利用対象者を中央大学、附属高校4校(中央大学高等学校、中央大学杉並高等学校、中央大学附属中学校・高等学校、中央大学附属横浜中学校・高等学校)まで広げ、新たに500名に追加で提供することとなった。
「paizaラーニング 学校フリーパス」とは、月額1078円の初学者向け動画プログラミング学習サービス「paizaラーニング」の全200レッスン、1800学習動画、3600問の演習課題を小・中・高・大学・専門学校向けにすべて無料で提供するサービス。
今回の対象者拡大のタイミングに合わせて、paizaと中央大学AI・データサイエンスセンターが共同で、6段階でプログラミングスキルが測定できる「paizaスキルチェック」の取得ランクとチャレンジ回数の上位者を表彰する「paizaランクチャレンジ」も開催する。
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