東和エンジニアリングは、桜美林大学が授業を止めないサポート体制の構築を目的として、同社の遠隔サポートサービス「リモートコンシェル」を採用し、多摩キャンパス事務室とTOWAROWサポートセンターを連携させた遠隔支援を開始したことを、8月22日に発表した。
同社は、桜美林大学が多摩アカデミーヒルズ(多摩キャンパス/東京都多摩市)にオープンした、航空学を専門に学ぶ航空・マネジメント学群の学びの拠点となる新教室棟において、大教室、会議室、オープンラボ&セミナースペースなど21教室に音響・映像、ICTシステムを導入している。その中の200人を収容できる大教室(SKY Field Hall)には、教室正面の230インチスクリーンと補助ディスプレイを設置し、オンライン配信設備も整備した。大教室は、授業だけでなくシンポジウムなどのイベントにも利用される予定となっている。
今回、桜美林大学が採用した「リモートコンシェル」は、東和エンジニアリングのTOWAROWサポートセンター(東京都千代田区)と、実際にシステムを利用している施設をVPNでつないで、ネットワーク化されたAVシステムの運用支援を行う遠隔サポートサービス。
システムの「操作がわからない」や「故障かもしれない」といった困りごとがあった際に、同サポートセンターからリモート操作でリアルタイムな操作支援や一次切り分けを行うことで、迅速な解決に導く。また、システムの定期モニタリングで常にベストな状態を保つとともに、稼働率や消耗品の寿命の見える化によって、計画的かつ効率的な運用をサポートする。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア