城南進学研究社は、不登校児童生徒の家庭での学びを支援することを目的に、大阪府大阪市西淀川区と7月18日に連携協定を締結し、同社の運営するオンライン学習教材「デキタス」を活用した「おうちで勉強、おためし☆プラン~西淀川区不登校児童生徒学習支援事業~」を開始することを、8月15日に発表した。
大阪府は、全国的に不登校数・割合が多い地域となっており、その中でも大阪市の数値が非常に高くなっている。このことから、同市は2018年に「大阪市こどもサポートネット」を設置し、支援の必要な子どもや世帯を学校で発見するとともに、区役所などの適切な支援につなぐ仕組みを構築することで、社会全体によって子どもと子育て世帯を総合的に支援する取り組みを行っている。
今回、開始することが発表された「おうちで勉強、おためし☆プラン~西淀川区不登校児童生徒学習支援事業~」では、城南進学研究社が西淀川区のこどもサポートネット事業で支援している児童生徒を対象に、学校に行けない・行きづらい子どもたちに「デキタス」を用いた自宅での学習の機会を提供し、子どもと保護者を支援する。
「デキタス」は、「ワクワク」をキーワードに学校の勉強を確実に理解することを目指し開発された、小中学生用オンライン学習教材。教科書に沿った授業や多彩な演習問題を、5教科すべてにラインナップしているので、さかのぼり・さきどり学習で前の授業に戻ったり、先に進んだりできるほか、定期テスト対策問題を作成して挑戦したりすることも可能となっている。
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