クジラボは、教員を対象としたキャリア座談会「先生の越境体験から広がる可能性」を、8月9日にオンラインで開催する。参加費は無料。
昨今、VUCA(Volatility=変動性・Uncertainty=不確実・Complexity=複雑性・Ambiguity=曖昧性が飛躍的に高まった状況を示す言葉)時代に求められるキャリア自律の観点から「越境学習」に注目が集まっている。
「越境学習」とは、普段勤務している会社や職場を離れて異なる環境に身を置くことで新たな学びや発見を得ること。人事総合メディア「日本の人事部」が5200社を対象に実施した調査「日本の人事部 人事白書 2022」によると、「越境学習」の取り組みの重要性について「重要だ」「やや重要だ」と答えた企業が8割近くいることがわかった。キャリアを形成していく上でも大切な経験と考えられ、個人のみならず企業も「越境学習」を取り入れるケースが増えていくことが予想される。
教員のキャリア支援を行う同社では、教員も「越境学習」を経験することで今後のキャリアがより豊かなものになると考え、同座談会を開催することとなった。
当日は、教員として教壇に上がる傍ら学校外のコミュニテイやNPO法人、企業などでの経験を持つ3人がゲストとして登壇し、それぞれの実体験をもとに「越境学習」で得た気づきや魅力、大切さについて解説する。座談会を通じて考えるきっかけをつくり、教員の「越境学習」についての認知度を高めることを目指す。
開催日時は8月9日の21時~22時30分で、Zoomを使用して行われる。参加には事前の申し込みが必要となる。参加対象は以下のような悩みを持つ教員。
- 教員としての今後のキャリアについて悩んでいる。
- 教員以外のキャリアに興味があるけれど、何から始めていいかわからない。
- 教員を続けながら、学校の外での活動にも関心がある。
座談会の内容は以下の通り。
それぞれの越境体験
- 「僕が公立小学校で先生しながらしている越境」東京都公立小学校 教員 二川佳祐氏
- 「越境先生が学校と社会にもたらす変化」教育系複業家(任意NPO越境先生 代表、Classi株式会社 カルチャー担当、個人事業など) 前田央昭氏
- 「学校の外側と内側とを行き来をして感じていること」会いに行けるセンセイ のざたん(野崎浩平)氏
越境体験から考える、先生のキャリア座談会
- 「先生を続けながらできる越境体験」
- 「学校の中と外を経験したからこそ気付いたこと」
- 「越境体験から広がったキャリアの考え方」
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