ODKソリューションズは、同社の提供する複数大学の出願・受験・合否の情報確認やスケジュール管理ができる「UCARO」および「UCARO family」のユーザーを対象に実施した、サービス満足度や大学受験に関するアンケート調査の結果を7月28日に発表した。
同調査は、「UCARO」ユーザーのうち2023年度入試の出願者に対して、4月24日~5月15日の期間に1万3607名から有効回答を得た調査と、「UCARO family」ユーザーのうち「UCARO」ユーザーと親子連携済みのユーザーに対して、5月8日~18日の期間に2845名から有効回答を得た調査に基づいている。
調査対象者に、「UCARO」や「UCARO family」のサービス満足度を尋ねたところ、「UCARO」では「満足」と「やや満足」を合わせた割合が86.9%、「UCARO family」では83.5%に達した。「満足」「やや満足」と答えた理由としては、「複数校を併願受験していたので、出願や合否が簡単に確認できてとても便利だった」「どこでも見られる安心感があった」といった意見が寄せられている。
「UCARO」や「UCARO family」でよく利用した機能を尋ねた質問(複数回答)では、前年の調査と同様に「受験一覧」がもっとも多く、「UCARO」では9割超、「UCARO family」では8割超を占めた。また、大学からのお知らせを受け取れる「メッセージ」機能は、「UCARO」「UCARO family」ともに約3割のユーザーが利用している。
大学への出願数としては、「UCARO」ユーザーでは「4校」(16.7%)が最多となり、「3校」(16.6%)、「1校」(16.5%)がそれに続き、ばらつきがみられた。また、8校以上出願している受験生が約1割に達する一方で、6人に1人は1校しか出願していないことがわかっている。
「UCARO family」のユーザーである保護者に、子どもの大学受験の準備開始時期を尋ねたところ、「高校3年生(前半)」(34.0%)がもっとも多く、「高校2年生(後半)」(21.4%)がそれに続いた。学年別では、高校1年生が15.5%、高校2年生が33.8%、高校3年生が45.3%と、約半数の保護者が子どもが高校1~2年生の段階から、大学受験の準備を開始していたことが明らかになっている。
保護者に、子どもの受験にあたってサポートしたことを尋ねた質問(複数回答)では、検定料や入学手続金の支払いといった金銭面での支援のほか、手続き関連のサポートやスケジュール管理、住まいの手配など、子どもを幅広くサポートしていることがわかった。
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