コドモンは、石川県加賀市の公立小中学校など23施設において、同社が提供する保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON」の運用を、7月から順次開始する。
加賀市では、2020年7月から公立保育園、認定こども園計13園で「CoDMON」を先行導入した。今回の小中学校への導入により保護者は、子どもが小中学校に通うようになってもアプリを変更することなく施設と連絡を取ることができる。今回の導入により、学校・保護者間の連絡手段のデジタル化、家庭からの欠席連絡の簡素化など教員の業務負担を軽減し、教育の質向上を目指す。
加賀市における「CoDMON」導入機能(予定)は以下の通り。
児童生徒台帳
児童生徒の名前・クラス・生年月日・家族情報(緊急連絡先、メールアドレス)など、児童生徒ごとにあらゆる情報を一元管理することが可能。校内での児童生徒ごとの情報共有が容易になる。
遅刻・欠席
登下校時間帯の遅刻・欠席などに伴う連絡を、保護者アプリから申請できる。保護者は時間を気にせず瞬時に学校に報告でき、学校は電話対応することなくタブレットなどでリアルタイムに受け取ることが可能。
お知らせ一斉配信
保護者への連絡は、クラスや児童生徒を指定し、あらかじめ登録しておいたテンプレートから選んで連絡事項を記載するだけで情報配信を行える。メール配信のほか、スマホの通知機能やアプリ内での配信など、あらゆる方法で情報を届けられる。
アンケート
保護者アプリ宛てに、出欠確認などに関する事前ヒアリングなどのアンケートを配信できる。クラスや年次ごとに配信先を設定できるほか、配信日時も自由に予約できる。
「CoDMON」は、教職員と保護者に対して各種支援ツールを提供するICTサービス。園児・児童生徒の情報と連動した成長記録や指導案などをスマートに記録する機能をはじめ、登降園・登下校管理や、保護者とのコミュニケーション機能など、教職員の業務負担を大幅に省力化しながら保育・教育の質を高める環境づくりを支援している。
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