アバロンテクノロジーズは、同社が提供する「作ってみよう!」および「理解ちゃんと学ぶ情報I(共通テストコース)」の2つの探究学習教材が、経済産業省による「探究的な学び支援補助金2023」に採択されたことを、7月3日に発表した。
教育向け3D CAD「作ってみよう!」は3Dスキルが学べるオンライン教材。児童や生徒でも使える直感的なユーザーインターフェースで3Dモデルを作成でき、図形に関する練習問題や採点機能、サンプル図形、3Dプリンタとの連携など、楽しく学べる環境が用意されている。また、中学校の技術・家庭科の技術分野「(A)材料と加工の技術」で利用できる3D機能が実装されており、木材などを簡単にマウス操作で切断や組立できるシミュレーション機能、材料取り図や組立図・部品表の作成も学べる。
「理解ちゃんと学ぶ情報I」は、情報Iの学習内容をPythonプログラミングで学べるオンライン教材。プログラミングの基礎からスタートし「アルゴリズム」や「モデル化とシミュレーション」までコーディングで試行錯誤しながら学べる。また、プログラミングだけでなく2024年度からの大学入学共通テストにも対応できるよう、情報Iの知識範囲をフルカバーし、動画視聴機能、練習問題(ランダム出題)と採点機能、学習の進捗管理機能、チャット機能などが用意されている。
「探究的な学び支援補助金2023」は、経済産業省が学校等教育機関における探究学習などの高度化を推進すべく、探究学習や情報活用能力育成に資するサービスを提供する事業者に対し、事業費などに要する経費の一部を補助する制度。
同制度を活用することで、都道府県立・市区町村立・私立・国立の学校・フリースクールなどは、無償で同社探究学習プログラムを導入できる。
対象期間は12月28日までで、申込期限は7月28日(予定)となっている。申し込みには、専用ページからの問い合わせが必要。
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