ソニーと放課後NPOアフタースクール、小学生向け「感動体験プログラム」の長期プログラム実施団体を7月25日まで公募

　ソニーグループと放課後NPOアフタースクールは、子どもの教育格差縮小を目的として全国で展開している、小学生向けの「感動体験プログラム」において、同プログラムの一環である「長期プログラム」の実施団体を全国から募集する。募集1団体で、応募締め切りは7月25日。

　「長期プログラム」は、1つの拠点にて同じ児童に対し、ソニーグループのテクノロジーやエンタテインメントを活用したSTEAM分野の体験機会を継続的に提供することで、子どもの好奇心や創造性など非認知能力を育むサポートを行う。

　また、放課後の居場所を運営する放課後NPOアフタースクールのスタッフの経験と知見を生かした、放課後団体職員向け研修会「大人対話会」も同時期に実施。居場所運営の質的向上や、プログラム終了後の拠点における継続的な体験活動の自走化に向けた伴走を支援する。

　同プログラムによって得られた知見に基づいて、体験活動を自走化する居場所づくりのモデルを作り、全国の子どもの居場所への普及を目指す。これにより、子どもの創造性や好奇心などの非認知能力の醸成による教育格差是正の可能性について、社会全体での検討につなげることを目標とする。

　2023年度は、はじめて「長期プログラム」の実施団体を公募し、放課後におけるSTEAM分野活動の導入や強化を希望する団体をサポートする。

　「長期プログラム」の内容は以下の通り。

• 小学生（3年生以上）向けSTEAM分野のプログラム実施（4回）
• 子どもたちの自由課題への取り組みサポートと発表会（1回）の実施
• 職員への伴走支援のための研修会（4回程度）と自走支援

　募集対象は、小学生の放課後を対象とした活動を行っている団体で、具体的には、放課後児童クラブ（学童保育）や放課後子ども教室、児童館、子ども食堂、子どもの居場所など。

　参加費は無料で、実施期間は9月～2024年3月の約6カ月間。専用ページから申し込み、応募締め切りは7月25日となっている。