JTBは、現役小学校教諭の正頭英和氏と共同開発した、企業訪問を行う中学高校のための事前事後学習教材「ことばdeスナイパー」を、7月3日に発売する。キャリア教育や探究学習の一環として企業を訪問する中高生の学びの充実を図るとともに、企業と生徒のコミュニケーションの機会を提供する。
「ことばdeスナイパー」は、キャリア教育や探究学習の一環として「企業訪問」を実施する中学高校の生徒が、訪問先企業や商品の魅力をキャッチコピーで表現するための事前事後学習教材。
事前授業ではキャッチコピーへの理解を深め、作成において必要な要素やインタビューのポイントを学ぶ。事後授業では言葉で心を惹きつけるポイントを学んだ後、訪問先でのインタビュー内容をもとにグループに分かれてキャッチコピー作りに取り組む。生徒は自分たちでつくったキャッチコピーを訪問先企業に送ることもできる。
授業は事前、事後授業それぞれ50分ずつで構成され、教材として教員用授業スライド、指導案、授業台本・生徒用ワークシートが用意されている。対象は全国の中学高校で、国語の授業、総合的な学習(探究)の時間、特別活動での活用が想定される。価格は生徒一人当たり税込660円で、学校単位での販売となる。
同サービスの開発には、次世代教育ネットワーキング機構とCOLEYOに加え、Edutainment Educationの代表取締役で日本人の小学校教員として初めて「Global Teacher Prize」トップ10に選出された正頭英和(しょうとうひでかず)氏が携わった。
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