okkeは、同社が提供している高校生の塾向けテスト作成ツール「Dr.okke(ドクターオッケ)」において新たに「英単語」を追加したことを、6月15日に発表した。
「Dr.okke」はこれまで高校範囲の数学・英文法・化学基礎に対応してきたが、今回要望の多かった「英単語」のコンテンツを追加した。具体的には、独自に「入門英単語1000」「標準英単語1300」という2つの教材を開発した。それぞれのレベル感の目安は以下の通り。
入門英単語1000
- 英検準2級
- 『英単語ターゲット1200』
- 『速読英単語 入門編』
- 『システム英単語Basic』
標準英単語1300
- 英検2級(+α)
- 大学入学共通テスト
- 『英単語ターゲット1900』(part2まで)
- 『速読英単語 必修編』
- 『システム英単語』(part3まで)
教材(PDF)は「Dr.okke」のシステムから自由にダウンロードが可能で、塾の教材として生徒に配付することも可能。派生語、間違えやすい単語、語法、ほかの重要な意味など、生徒の学びに役立つ各単語のワンポイント解説も掲載されている。
また「Dr.okke」では、範囲を決めてランダムなテストを簡単に配信できる。テストは英語→日本語の6択問題で、誤答もすべて手作り。間違いやすい単語訳などが散りばめられているため、選択問題であっても真の単語力を確認・養成できる。スマートフォンなどでスクロールしながらサクサク回答できるため、生徒のストレスも軽減できる。
さらに点数に応じた自動再テストを設定することも可能で、繰り返し演習することで単語力を身につけられる。
「Dr.okke」の教材とテストを活用し、塾の夏期講習のコースとして生徒に提供できるため、夏期講習の集客にもつなげられる。
現在「Dr.okke」では、無料トライアルを実施している。トライアルを希望する場合は公式ページからの申し込みが必要。
「Dr.okke」は、シンプルな使いやすさと生徒とのコミュニケーションを重視したオンラインツール。生徒に応じたテストを簡単に作成でき、回答後は一瞬で採点・データ化まで完了する。授業や動画で学ぶときにありがちな「聞いたらわかるけれど自分では解けない」状態や、参考書学習でよくある「本の書いてある場所で覚えてしまう」状態に講師も生徒も気付くことができ、回答後すぐに質の高いコミュニケーションを行うことが可能になる。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア