ダイジョブ・グローバルリクルーティングは、英語力がビジネスレベル以上(TOEICスコア735点以上)の日本人ビジネスパーソン300名を対象に実施した「英語の習得に関するアンケート調査」の結果を5月28日に発表した。
「英語の習得に関するアンケート調査」は、4月11日~15日の期間に、日本国籍を有し、日本語力がネイティブレベルであり英語力がビジネスレベル以上(TOEICスコア735点以上)、ビジネス経験がある人を対象に、同社が展開するバイリンガルのための転職・求人情報サイト「Daijob.com」におけるインターネット調査によって実施している。
調査によれば、もっとも役立った英語学習手段は「海外留学および長期滞在」(58.3%)が最多で、「友人、パートナー」(7.0%)、「英語教材」「小学校・中学校・高校」(どちらも5.0%)がそれに続く。
海外留学・滞在期間別でみると、半年未満の場合は「英会話スクール」「英語教材」(どちらも14.9%)がもっとも多く、「海外留学および長期滞在」は2.1%だった。一方で、半年間以上1年未満では「海外留学および長期滞在」(41.4%)が最多となり、1年以上の場合も同様の傾向が見られる。
「英会話スクール」がもっとも役立ったと答えた人は、2年以上が81.8%であったのに対し、2年未満は18.2%となった。「オンライン英会話」についても、「もっとも役立った」と回答した人がもっとも多かった期間は2年以上である。
英会話スクールを利用したことがある人は162名(54.0%)で、もっとも人気だったブランドは「Berlitz」(14.8%)、オンライン英会話を利用したことがある人は61名(20.3%)で、もっとも人気だったブランドは「DMM英会話」であった。
英語を習得するための重要なポイントとしては、「学ぶスタンス」がもっとも多く、「継続すること」「失敗することを恐れずに積極的に行動すること」が重要といえる。
英語を習得したことによる恩恵では、「仕事の選択肢が増えた」が75.0%となったが、「年収がアップした」のは全体で33.3%であった。しかし、職業別でみると「エグゼクティブ/経営」では84.6%が「年収がアップした」と答えている。
一方で、「ホテル/レジャー/外食系/旅行」は全員が「活動範囲が広がった」と答えたものの、「年収がアップした」は1人もおらず、「メリットを感じない」(20.0%)という回答がもっとも高かった。
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