SOLIZE(ソライズ)は神戸情報大学院大学と共同で、メタバース・VRを活用した高校生向けの探究学習教材の研究を開始することを、5月31日に発表した。教材は、同大学炭谷俊樹学長監修のもと開発され、7月頃に大阪府立高校にて授業実践を行う予定。
同社は、XR技術を活用した教育学習向けサービスを提供する、デジタルエンジニアリング企業。VR(Virtual Reality)空間で、利用者の興味関心・好奇心を引き出す学習コンテンツを提供する教育向けXRプラットフォーム「SADOKU」を運営している。
同大学は「マッキンゼー・アンド・カンパニー」出身の炭谷俊樹学長の指導のもと、独自の課題解決手法である「探究実践」を軸に、国内外のIT業界や国際機関と連携した課題解決や価値創造を行っている。
両者は2022年に開催された「未来の先生フォーラム2022」での同社による探究学習に関する講演をきっかけに、協働についての検討を進めてきた。今回、それぞれの強みを生かし、高校生たちの成長を育む教材の開発を目的として、共同研究契約の締結に至った。
7月頃から大阪府内の高等学校における「総合的な探究の時間(公民科)」で、共同開発した教材を授業で活用開始し、成果物として、10月中旬頃に高校生自身が3DモデリングをVRにて体験する授業を実現する予定。
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