Eddは、同社が提供するリアルタイム個別指導サービス「Quick Teacher」に、ChatGPTを組み込んだAI先生や指導後の通知機能、オンライン通話などの新たな機能を追加したことを5月16日に発表した。
「Quick Teacher」は東大生・京大生・医学部生などの講師陣に加え、 AI先生に24時間365日、チャットまたはオンライン通話で質問できる、リアルタイム個別指導サービス(AI先生への質問はチャットのみ)。同社は「分かる総量を増やして学びのスパイラルを生み出す」というミッションを掲げ、全国の学習塾を対象にサービスを提供している。
今回追加された新機能は以下の通り。
(1)小中高生・大学受験生のための対話型AI先生「クイティ」
ChatGPTを活用し、学習に関する質問にチャットで即時解説をする対話型AI。過去のやり取りを記憶して情報を提供するため、以下のような質問を通して学習の理解を深められる。
- 国語の「未然形」とは何ですか?
- 例を使って教えてください。
- 問題を3問出題してください。
中高生でも理解できる言葉遣いや表現を用いて、分かりやすく、寄り添うように解説するように設計されている。知識問題はAIに質問し、思考問題は「Quick Teacher」認定講師に質問するなど、AIとリアルを活用することで、質の高い自学自習の時間を実現できる。
(2)指導後の通知機能
認定講師の指導後には学習塾の担当者へ通知が届く。質問教科や質問投稿時刻、解説の満足度、生徒が質問した内容などを確認できるため、生徒がどのような問題でつまずいているかをタイムリーにキャッチし、その後の授業や面談にも活かせる。
(3)「チャット」or「オンライン通話」から選べる解説方法
解説方法はチャット、またはオンライン通話から選択できるようになった。さらに、チャットでは「解説だけ送信」「講師とのやり取りを通して解説」の2つから選べるため、生徒の状況や要望に合わせて利用できる。
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