学情は、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「プレエントリー・選考参加」に関するアンケート調査の結果を4月27日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2024」来訪者に対して、4月11日~24日の期間に行われ、403名から有効回答を得ている。
調査対象者に、これまでプレエントリーした社数を尋ねたところ、「2社以下」(25.6%)がもっとも多く、「3~5社」は14.6%、「6~10社」は18.1%となり、「10社以下」が6割近くを占めた。
これまでに、セミナー参加を経験した社数を尋ねた質問では、「2社以下」(26.1%)が最多となり、「3~5社」は18.6%、「6~10社」は22.3%、あわせて「10社以下」が7割近くに達している。学生からは、「業界を絞っている人は、セミナー参加社数が5社以下や、10社以下の人が多いと思う」「インターンシップに複数参加しているので、改めてセミナーに参加している企業は少ない」といった意見が寄せられた。一方で、「インターンシップに参加していないので、まだ業界を絞っていない。オンラインセミナーも活用して、20社ほどのセミナーに参加した」「大学4年生になってから就職活動を始めたので、これからセミナー参加を増やしていきたい」といった意見も寄せられている。
これまで選考参加を経験した社数としては、「2社以下」(37.5%)がもっとも多く、「3~5社」(24.3%)、「6~10社」(20.3%)がそれに続き、「10社以下」が8割超を占めた。学生からは、「選考に合格したら、本当に入社したい企業に絞って選考を受けている」「一度に多くの企業の選考を受けるのではなく、合否などの進捗を見ながら選考に参加する企業を決めていきたい」といった意見が寄せられている。
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