スタディプラスは、同社が提供する教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」と、KEC Mirizが提供するオンライン英会話「CHATTY」の正式な連携開始を、5月1日に発表した。
スタディプラスとKEC Mirizは、学習塾における講師の効果的な学習管理をサポートすることを目的として2021年1月に業務提携契約を締結し、データ連携の取り組みを進めてきた。
「Studyplus for School」は、生徒と講師を学習管理アプリ「Studyplus」でつなぎ、生徒の日々の学習ログを教師が見守り助ける、教育機関向け学習管理プラットフォーム。市販のデジタル教材との連携や自作の単語帳の登録など、あらゆる教材での学習記録を付けることができるため、生徒たちの学習状況の一元管理が可能となる。デジタル教材と「Studyplus for School」のデータ連携を可能にするために、事業者向けのAPI「Studyplus for School SYNC(シンク)」を提供している。
KEC Mirizが提供する「CHATTY」は、学校や学習塾で小学3年生から高校3年生を対象にした、1回25分間の教育機関専用オンライン英会話サービス。小学生向けの「小学英語準拠型」や中学生向けの「中学英語準拠型」から、「レベル別英会話特化型」「英検二次対策レッスン」「入試対策レッスン」「ESAT-J対策レッスン」など、各学年やレベルごとに合わせて独自に開発したオリジナルテキストが用意されている。
今回の「Studyplus for School SYNC」を通じたデータ連携によって、「CHATTY」の学習データが自動的に「Studyplus for School」に連携される。生徒は手間なく、スムーズに「Studyplus」上で「CHATTY」やその他さまざまな教材における、自身の学習進捗を網羅的に振り返ることが可能となる。同時に講師は、これまで複数のツールや紙で管理していた生徒一人ひとりやクラスごとの学習量を「Studyplus for School」で一括管理でき、生産性向上につなげられる。また、個別の学習状況に合わせたより最適な学習指導や進路指導に生かすことが可能となる。
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