ハイパーブレインと情報ネットワーク教育活用研究協議会(JNK4)は、両者が共同で開発したeラーニング教材「ICT支援員養成講座」を、4月20日にリニューアルした。
同講座は、情報ネットワーク教育活用研究協議会が開発したカリキュラムに基づいており、聖心女子大学の名誉教授である永野和男氏が監修を担当し、ICT支援員に必要な能力を網羅している。
ICT支援員としてすでに活躍している人のスキルアップをはじめ、これからICT支援員を目指したい人やICTを基礎から学びたい人、教員を目指す人、ICTの知識が必要だと感じている教員などに対応した、3コースを用意する。
Aコース「情報技術基礎・情報システム運用コース」は、すでにICT支援員として活動しており、ICTの基礎知識の強化が必要だと感じている人や、教員として学校で働いており、ICTの基礎知識が必要だと感じている人、およびITパスポート資格の取得を目指す学生が対象。デジタル技術の基礎を広く学び、ICTや情報システムを活用した仕事の発展を目指す人に向けたコースとなっている。IT人材に求められる、「ITスキル標準(ITSS)V3」のレベル1に相当する内容を網羅する。
Bコース「ICT支援員自己研修コース」は、ITパスポート資格や基本情報技術者資格は持っている人、ICT支援員として学校で働きたい人、ICT支援員能力認定試験に合格したい人が対象となる。ICT支援員として学校で働くために必要となる学校や教員、教育情報化、法令などについて学べる。
Cコース「情報技術基礎+ICT支援員自己研修コース」は、ICT支援員になりたい人、ICTを基礎から学びICT支援員能力認定試験に合格したい人、教員採用試験の合格を目指す教育学科生が対象。Aコースの「A1.情報技術基礎」(全13回)とBコースの「ICT支援員自己研修コース」(全32回)を合わせて新たに創設された。
同講座は、個人・団体での受講申し込みが可能で、個人で申し込む場合の税込の受講料は、Aコースが5400円、Bコースが7900円、Cコースが1万700円。
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