Polimill(ポリミル)は、同社の運営する「Surfvote」にて、新イシュー「文章生成AI(人工知能)を学校教育に導入すべきか?」について、ユーザーからの意見投票を4月11日に開始した。
「Surfvote」は、社会にあるさまざまな課題を問題提起して、それについて誰もが簡単に意見を投票できるサービス。「イシュー」と呼ばれる各テーマ(課題)に対して、複数の選択肢から自身の意見を投票可能となっている。他のユーザーのコメントを参照したり、評価(いいね)したりする機能も用意する。
「Surfvote」のオーサーである、立正大学教授の小宮信夫氏は、対話型AIである「ChatGPT」を教育現場へ導入することで、個人の能力に合わせた国語教育や創造性を育む教育が実現する一方で、自分の頭で考えて文章を書く能力の低下や、間違った情報を鵜呑みにしてしまうといった懸念点についても言及している。
「Surfvote」では、教育現場でChatGPTを導入する際にどの段階からの採用が望ましいのか(小学校・中学校・高校)、あるいはそもそも導入するべきではないのかなどを問うイシューを発行した。
投票結果は、政策エビデンスとして関係省庁や政治家へ提出される。
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