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EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。

次回のオンラインセミナーは鋭意企画中です。準備が整い次第、お知らせいたします。

EdTechZineオンラインセミナー

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子どもも教師もワクワク! デジタルツールで生まれる令和の学び

無料で使えるWebアプリ「Classroomscreen」とは? 先生をサポートするツールが満載!

子どもも教師もワクワク! デジタルツールで生まれる令和の学び 第7回

 「デジタルでもアナログでもできることはまずはデジタルで」をモットーに、数多くのデジタルツール・教材を活用する、公立小学校教諭の前多昌顕先生。これまで、学校での「Flip(旧称:Flipgrid)」や「Canva」の活用について、ご自身の実践をもとに執筆いただきました。本連載ではそのほかのさまざまなツールの活用実践について、連載形式でお伝えしていきます。第7回では先生をサポートし、授業を効率的かつ魅力的にするツール「Classroomscreen」について紹介します。(編集部)

Classroomscreenとは

 「Classroomscreen(クラスルームスクリーン)」は、教師が授業を効果的かつ魅力的にするための19種類ものウィジェット(ツール)を提供してくれるWebアプリです。例えば、重複しないランダムな指名ができたり、指定した数のグループに分けたりといったことが、極めて簡単に実現します。 Classroomscreenは、誰でも無料で利用でき、すべてのWebブラウザとモバイルデバイスで動作します(有料プランもあります)。教師が授業を改善し、児童生徒に魅力的で快適な学習環境を提供するために役立つツールのひとつです。

最初の設定

アカウント登録と日本語化

 Classroomscreenはアカウントを登録しなくても使えますが、設定やリストの保存ができないためアカウントを登録したほうが便利に使えます。

 まず、WebブラウザでClassroomscreenのサイト(https://classroomscreen.com/)を開きます。「Or sign up for free」をクリックして、登録するアカウントを選択すると登録完了です。

 「Settings」をクリックして「Language」を日本語に変更するとスクリーンのウィジェット表示が日本語化されます(設定画面は日本語化されません)。

アカウント登録と日本語化の手順
アカウント登録と日本語化の手順

スクリーンの追加

 登録完了後、「Home」をクリックして「Create new screen」をクリックします。次に「New screen」をクリックするとスクリーンが表示されます。右下の「+」をクリックするとスクリーンにページを追加して、切り替えて使用できます。

スクリーンの追加手順
スクリーンの追加手順

ウィジェットバーの編集

 各ウィジェットはスクリーン下部にあるウィジェットバーのアイコンをクリックして起動します。ウィジェットバーには19個のウィジェットのうち12個が表示されています。残りの7個のウィジェットを使う場合は右端の「もっとウィジェット」をクリックして、ウィジェットバーを展開します。

 右下の「Edit」をオンにするとドラッグしてウィジェットの並び順を編集できます。よく使うウィジェットは上の段のFavorite widgets、あまり使わないウィジェットは下の段のOther widgetsに配置するとよいでしょう。

ウィジェットは並び替えも可能
ウィジェットは並び替えも可能

各ウィジェットの共通事項

 それぞれのウィジェットでできることは極めてシンプルです。もっと高機能なWebツールも多数存在していますが、日々の授業で使うには必要十分な性能です。

 「背景ウィジェット」と「世論調査ウィジェット」以外は同時に複数起動できます。起動するとウィジェットバーのアイコンに起動している数が表示されます。

 背景以外のウィジェットはカラーテーマを変更できます。背景色を透明にすることで背景画像にウィジェットを溶け込ませることができます。

次のページ
おすすめウィジェット6選の使い方

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この記事の著者

前多 昌顕(マエタ マサアキ)

 五所川原市立五所川原小学校教諭、青森県プログラミング教育研究会発起人で事務局長。初任の頃よりICTの教育活用に興味を持ち研究を進める。いったんICT教育と距離を取り、研究対象を思考ツールにしたが、プログラミング教育必修化をきっかけに再開する。マイクロソフト認定教育イノベーターエキスパート2018-...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です


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